2023年11月より、従来の商品である「エコフィックスPRO」よりも素材自体をランクアップさせて「エコフィックス・ネクスト」という新商品で11月半ばから発注対応しております。
以下の表のとおり、ランクアップしています。
エコフィックス PROⅡ |
エコフィックス ネクスト |
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断熱性(赤ランプ60℃法) | 30.40% | 32.10% | 値が高いほど日射熱を遮るので省エネ効果が高くなります |
紫外線遮蔽率 | 84.60% | 94.20% | 紫外線(UV)カット率の数値 |
採光性 | 17.27% | 13.60% | 明るさの指標 |
保温性 | 外気温差:4℃ | 32.10% | 室内温度遮断率で高いほど保温効果があります |
防止認性(カケン法) 遮像性(QTEC法) |
クラス4(カケン法) | 昼:5 夜:4.5(QTEC法) | 外部から見えない |
SEK認証 | 赤認証 | 赤認証 | 殺菌効果がありウィルスを増殖させない |
防炎 | 加工済 | 加工済 | 炎焼防止 |
エコフィックスの一番の特徴!
「遮熱」「保温」機能について
窓に省エネ・遮熱カーテン「エコフィックス・ネクスト」を装着することで 夏は窓から入る熱、冬は窓から逃げる熱を大幅に減らせます。
日本の住宅はこんなに熱ロスが多いのです!
「ものづくり先進国」と言われている日本の住宅の窓の断熱性能が世界に比べてこんなに低いことを皆さんご存知ですか?
※窓の断熱性能
U値(熱貫流率)は部材(窓)からの熱の通りやすさのことです。
単位は W/㎡・K であり、値が小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味します。
<世界各国で定めた 窓の熱貫流率(U値)の最低基準>
一般社団法人日本建材・住宅設備事業協会の調査によると、日本の住宅で主に使われている窓枠の80%以上がアルミ製枠に一重(単板)ガラスを使ったもので、その熱還流率は6.5W/㎡・Kと、世界各国と比較するととても低いレベルです。
窓などの開口部から冬の暖房熱が逃げる割合は58%、夏の冷房中に熱が入ってくる割合は73%にもなります。よって、寒さ・暑さの原因の6~7割は窓だと言えます。
エコフィックスは省エネ機能を発揮する画期的な商品(ファブリック)で、光を拡散することで心地よい空間づくり、夏場の暑さや冬場の冷え込みを和らげる特長を持っています。
■光拡散動画 導入事例(小学校・図書館)
■光拡散動画 住宅導入事例
「エコフィックス」は なぜ省エネカーテンと言えるのでしょうか?
それは、伝統的な綾織でポリエステルの極細機能性の糸を高密度に織ることで高い断熱性を実現しているからです。夏は窓からの熱侵入を抑え7.9℃下げ、体感で1.7℃涼しく感じます。冬は窓からの冷気を防ぎ、約4.2℃保温します。よって、空調効率を上げるので使用電力の削減になります。
もう一つの特長として、太陽光を乱反射させるカーテン素材です。その秘密は、日本の伝統技能である障子の技術です。単純な機械織りでは製造することが出来ません。障子の技術である扁平糸の織物が室内にやわらかく快適な光を届けます。室内の照明を消しても十分に作業できる照度を保てるので、照明電力の削減が可能です。
※カーテン、ロールスクリーン、シェープシェードがあります。
多機能なファブリックとして注目されている素材ですが、他にも優れた機能があります。
それは、
新型コロナ対策にも有効と考えられている「制菌加工」SEK赤ラベルを取得しています。
SEK赤ラベルは、制菌加工は繊維上の菌の増殖を抑制し菌の増殖を抑えます。病院などで採用される素材で高い安全性を発揮します。
飲食店や学校など、公共性が高い場所で新型コロナなどのウィルス対策のために、カーテンやロールスクリーン等をエコフィックス掛け替えるだけで手軽に感染対策有効な素材であると考え、さまざまなシーンでエコフィックスの素材を加工し活用できることをご提案させていただいております。
制菌加工SEKマーク(赤)
赤色は医療や介護製品に付与される制菌加工済みの認証マークです。
赤マークの特徴は、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球)と呼ばれる感染症の原因菌の抑制効果が認められています。その他にも、肺炎桿菌や大腸菌といった有害な細菌にも制菌効果があるため、病院など特定の職場環境において高い安全性を発揮します。
室内環境には、主に3つの感染源があります。
●空気感染
空気中に浮遊しているウィルスを吸引
⇒【対策】マスクやフェイスガードなどで予防
●飛沫感染
人と人との距離を1~2mあけて、飛沫が直接届かないようにする
⇒【対策】ソーシャルディスタンス
●接触感染
テーブルやドアなど表面にウィルスが付着したものを接触しないようにする
⇒【対策】手洗い、アルコール消毒など
中でも、主要な感染経路は、飛沫感染と接触感染 だと言われています。
【接触感染】新型コロナウィルスの物質別最大残存期間
エコフィックスで飛沫感染と接触感染防止
ベンチャーマテリアルからのご提案としては、SEK赤ラベル取得の「エコフィックス」で、窓のカーテンや間仕切りを作成してウィルスをキャッチします。そして、次亜塩素酸を噴霧して除菌が完了という流れです。
飲食店でのお席とお席の間に間仕切りを立てるのが一般的になってきていますが、プラスチック素材のものよりも「布」にすることでウィルスの残存時間が短くなり、次亜塩素酸水のスプレー噴霧で除菌できますので、拭き掃除の手間が省けます。
飛沫感染対策事例(レストラン)
隣の席との間に、パーティションを設けエコフィックスを装着しました。
⇒ 室内の新型コロナウィルス対策 PDFチラシダウンロードはこちら
新型コロナウィルス対策のための換気
理研計算科学研究センターの富岳で計算、学校の教室やオフィス、音楽ホールなどの空気の流れを計算。ウイルスを含む恐れがあるエアロゾル(浮遊する微粒子)の動きを調べた結果。対角線上の窓と扉だけを開ければ十分な効果が得られることがわかった。
シミュレーションでは、40人の生徒がいる教室(8メートル四方、天井高3メートル)を想定。エアコンを稼働した上で、4パターンを計算した。
(1)窓を全開にする
(2)教室前方の扉を少し開け、対角線上にある後方の窓一つも開ける(対角開け)
(3)窓と扉を少しずつ開ける
(4)窓と扉を全開にする
開口部の面積は(2)の対角開けが最も小さく、(1)と(4)の8分の1、(3)の4分の1だが、それでも8分余りで教室内空気の入れ替えが完了。
オフィスビルなどで法律が定める換気条件を満たすことも分かった。
「対角開けで、部屋を冷やしつつ外気もある程度取り入れられる。休憩時間に窓を全開にすれば、さらにリスクを下げられる」
(2020年8月25日朝日デジタルより)
さらに、プラスアルファのご提案!!
換気扇自動コントロール「ナチュレーヌ」で換気対策
室内の換気がとても大事だと言われていますが、ほとんどのエアコンは換気ができません。また空気清浄機では換気容量不足の問題もあります。
今お使いの換気装置に「ナチュレーヌ」を装着して、室内の湿度と換気をコントロールします。
出展:日本医師会 COVID-19有識者会議
寄稿:新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して
出典:Via:Myndi G. Holbrokk, et al., "Aerosol and Surface Stability of SARS-CoV-2 as Compared with SARS-CoV-1." The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE, 2020の数値より画像制作:Yahoo! JAPAN